転職

   仕事を辞めなければいけないという危機からは脱したみたい。実は子供が保育園に通わなければならないタイミングで時間に不規則な部署への異動が命じられる可能性があったのです。ここ最近の憂鬱なことの原因はこれでした。もし異動になれば会社を辞めるつもりでいましたし、転職先の事も本気で考えていました。異動が無くなったことはホントに嬉しくホッとしました。ただ、転職の事は、今後も真剣にに考えていく必要があると感じています。今では転職するのが1年延びたつもりでいます。何故なら、ことの元凶は今後も去らないからです。あの人がいる限り苦しみ続ける事になるからです。嫁に話した時も、良かったねと言ってくれた後、でも次の職探しは続けた方が良いよと言ってくれました。会社を辞める事を認めてくれているというのは、非常にありがたく感じています。心の余裕というか、逃げ道があるので何をするにも動き易くなります。最悪辞めればいいやと思えると、案外長続きします。

   ちなみに会社は今年度で辞める人が数多くいるそうです。そりゃそうだよなと思います。あの人にはついていけないというのが皆んなの本音だと思います。出来れば、あと数年で降りてくれないかな、事故にでもあってくれないかなと本気で考えたりもしてしまいます。自分はこの仕事が本当に好きでした。この会社も大好きでした。普通ある上下関係が希薄で立場に関係なく対等に話し合える環境があり、立場が上の者が下の者に対して気を配る風土がありました。仕事には厳しいが、それさえしっかりやっていたら、細かい事は気にしなくて良い雰囲気。今も好きですが、やはり指導者が無能だと滅茶苦茶になります。その普通の会社っぽくない良さをダメなところだと潰し始めました。どこにでもある話ですが、無能な何も経験してないプライドだけは高いお嬢様を後釜に据えると悲劇が起こります。この悲劇は予想以上のスピードで進行し、気がついた時にば手遅れになります。最も苦しむのは本人ですが、付き合わされる我々はたまったもんではありません。ただ、いずれ苦しむだろう姿を見てみたいという欲望が最近目覚めてきました。何年後かに必ず来るだろう苦しみは実はもうすぐかもしれません。これだけの大量離職者は本人からすると予想外でしょう。本人は人望があるつもりでいるでしょうから。何をしても上手くいかないのは既に始まったいますし、これからも続くでしょう。これからはこちら側のターンかもしれません。

    ではまた〜